干場氏が惚れ込んだ、特別なネイビー。
干場別注色「D BALTIC」

結論から言うと、迷っているならこのモデルの主役はネイビーです。
ブラックでもブラウンでもなく、干場義雅氏が自ら選び抜いた特別なネイビー。

チャールズ・F・ステッド社が誇る最高峰スーパーバック スエードの中から、何度もサンプルを確認しながら辿り着いたのが、この「D BALTIC」です。

ネイビーと言っても、一般的な明るいネイビーではありません。
深さを持ちながら、光を受けると美しく青みが浮かび上がる絶妙な色合い。
遠目にはシックで落ち着いて見える。
近くで見ると圧倒的に洒落ている。
まさに大人が求めるネイビーです。

黒ほど重くない。
茶ほどクセもない。
だからデニムにも、グレーのスラックスにも、ホワイトパンツにも自然に馴染む。

気付けば黒靴より出番が多い。
そんな危険な一足です。

シューレスだからこその楽ちんストレスフリーな履き心地

わずわしい”紐”がない、シューレスなスリッポンタイプのシューズですので脱ぎ履きが非常に快適です。

採用されているラストは”COMODO”ラストです。
※ふにゃ男シリーズのローファーのラストとは異なり、ややゆったり目です。

比較的ゆったりした作りで、足を締め付けることなく比較的ゆったり目なサイズ感です。
甲(タン)はラバー(ゴム)で固定していますので、程よく甲と足首をホールドします。

それに伴い、ヒールカウンター辺りはゆとりを持たせています。
その理由ですが、革靴が「歩行時の自然なかかとの浮き(ヒールスリップ)」を計算して作られているからです。ぴったり密着させすぎると靴擦れや歩行の妨げになるため、適度な遊びが必要です。

ローファーに関しては浅いのでヒールと密着するサイズ感をおすすめいたしますが、ミドル、ハイカットに関しては適度な遊びがあることも重要です。

加えて、”ふにゃ男”シリーズはソールの反りが非常に優秀です。
履き初めの一歩目からしっかり反りますので、踵も自然に浮きます。


ハイカットでもない。ローカットでもない。この高さに意味がある

この絶妙な高さこそが最大の利点!
従来のミッドカットを想像すると少し違います。

足首を覆い隠すわけでもない。
ローファーのように浅いわけでもない。
くるぶしがほんの少し覗く絶妙なミッドカット。

実はこの高さ、今のパンツ事情に合わせて考え抜かれています。
ひと昔前なら細身パンツに短丈。
足首を見せるスタイルが定番でした。

しかし今は違います。
ワイド過ぎない程度にゆとりを持たせたパンツ。
少しボリュームのあるシルエット。

そんな流れの中で求められるのは、パンツと靴が自然につながるバランスです。
そこで生まれたのが、この高さ。

パンツの裾が不自然に溜まらない。
足首だけが妙に露出しない。
スニーカーほどカジュアルにもならない。
履いてみると驚くほど自然。

派手なデザインではありませんが、一度慣れると普通のローファーに戻れなくなる中毒性があります。


トレンドであるのワイド目なパンツを最も美しく見せる一足

繰り返しになりますが、トレンドのパンツに一番相性が良いのはこの靴です。

最近の大人のパンツは確実に変わりました。
細すぎるパンツから、少しゆとりを持たせたシルエットへ。

そんなパンツにローファーを合わせると、足元だけ少し物足りない。
逆にスニーカーだとカジュアルになりすぎる。
このミッドカットスリッポンは、その中間を埋めてくれます。

裾から自然につながる立体感。
足元に程よいボリューム。
そして革靴らしい上品さ。
だからTシャツ一枚でも成立する。

「なんか今日、洒落てるな。」
その理由はたぶん靴です。


修理できるから履き捨てじゃない

WHの靴は履き捨ての靴ではなく、長く付き合うための一足です。

近年は軽くて便利な靴が増えました。
ですが、その多くはソールが減ったら終了。
履き心地が良くても、寿命が来れば買い替えです。

一方、WHの靴は違います。
ソール交換を前提に設計されているため、修理しながら履き続けることが可能。
履き込むほどにレザー、スエードは柔らかくなり、自身の足の形にも馴染んでいきます。
つまり完成するのは購入した日ではありません。
履き込んでからが本番です。

気に入った靴を何年も履く。
そんな当たり前の楽しみを、きちんと味わえる数少ない一足。

ラクなのに品がある。
今っぽいのに長く履ける。
だからこそ、BEKKU HOMMEが自信を持っておすすめしたいモデルです。