展示会場で見つけた”唸る”ほどにいいバッグ

このバッグを展示会場で見つけた際、思わず唸りました。

テンションがバカほど上がったのを今でも鮮明に覚えています。


展示会 会場に到着してすぐ目に飛び込んできたのが今回ご紹介する【CAVALLERESCO - カヴァレレスコ】のバッグでした。

離れた場所からでも放たれる存在感に引き寄せられ、手に取る前から高額であることを覚悟。

しかしこれはいい意味で予想を大きく裏切られます


まず初めに、ハンドルを握る前に思わず確認したのが革の質感でした。


18の”なめし工程”を施した最上級の”BOVINE LEATHER”を使用

1968年創業のイタリアはボローニャの名門ファクトリーで、知識や技術はもちろんのこと、特に「革」に強いこだわりを持っています。

潤いが感じられるモチッとしたシュリンクレザーはしっかり厚みがあり、18の”なめし工程”を施した最上級の”BOVINE LEATHER”を使用しています。

柔らかくて軽量で発色の美しさは極上と言っても過言ではありません。


持ちやすさを追求したハンドル

一通り使用されているレザーの説明を受けたあとにハンドルを握りました。

なんとも持ちやすい。

その秘密はハンドルの形状にありました。


ハンドルが重なる部分が薄く設計されていて、負荷がかかる箇所にはクッションが。

更に持った際のバランスを整えるため、また違和感なくハンドルが重なるように片方のハンドルの付け根を若干低めに設置しています。

この細かなディテールにこだわりを感じました。


細かな配慮は”底”にも

床やテーブルに置くことを想定して底鋲が設置されています。

底鋲が備わっているカバンと備わっていないカバンでは寿命が大きく変わります。

気兼ねなく床に置くことが出来る配慮が嬉しいですよね。


主張しすぎないコンパクトで上品な金具

これみよがしな金具ではなく、悪目立ちしないシンプルな金具。

世には様々なバーキンタイプのバッグが存在しますが、CAVALLERESCOの金具は品があります。

ガチャガチャした感が一切なく、上品な印象。

フロント ベルトループに採用されている金具も細い角形のものが採用されていますが、これがまたいいアクセントになっています。


「”被せ”は内側にいれる」がセオリー

店頭にいらっしゃるお客様から頂くご意見の中に、

「被せ部分を毎回外したりつけたりするのが面倒」

おそらくこのご意見は大半の方が感じていらっしゃるかと思います。

実はバーキンタイプのカバンってキッチリ持つのではなく、ラフ目に持つからカッコいいんです。


開け締めの際に毎回被せてベルトを通していたら不便ですよね。

個人的にですが、物を取り出す際に丁寧に元に戻す姿は見られたくないです笑

上品なデザインのバッグだからこそラフにカジュアルに持ちたい。

だから、

被せの部分は中に入れてご使用ください。


中に入れて使用した際の全体の見た目、いかがですか?

ラフ = ダラシなくなって見えますか?

こっちの方が男らしく、余裕があって見えませんか?

「頑張ってる感」より「余裕がある」見た目に見せる事が非常に重要です。


”ボストンよりトート寄り”で旅から街、はたまた仕事まで

このバッグのいいところはジャンルレスにご愛用していただける点です。

バーキンタイプは型にはまった使い方しかしちゃいけない

なんて決まり事は無いです。

ましてやシンプルなデザインのバーキンタイプ。

オフの際のタウンユースで使用するのはもちろん、スーツのセットアップ、バカンススタイルと何にでも相性がいいです。


このクオリティーでこの価格で本当にイイんですか?!

そして肝心な価格です。

円安が急スピードで進む中、

イタリア製のバッグなのに価格が120,000円。

会場でこの価格を聞いた際に仕入れ値かと思いました笑

我々が勘違いしてしまうほどにお買い得なバッグなんです。


カラー展開は5色

ビジネス仕様がメインであればブラック、ネイビーの二択かと思いますが、オフでの仕様がメインであればキャメル& ゴールドど金具、またはトレンドカラーであるトープを選びのが宜しいかと思います。

是非一度手に取ってみてください。

その際は革の質感、ハンドルの持ちやすさ。鏡に写った自分。

この3つの流れでご確認を!

絶対に気に入っていただける自信アリなバッグです。