6月に入り、雨の多い季節になってきました。今回は梅雨空に映えるマリアフランチェスコの傘をご紹介させて頂きます。


〈Maglia Francesco / マリア・フランチェスコ〉

1854年創業のイタリア随一の伝統を誇る傘の老舗ファクトリー。エルメスやブリオーニなどのトップメゾンのOEMも手掛けるなど、 高級アンブレラにおいて最も評価の高いファクトリーの1つです。量産をせずに厳選された生地や天然素材にこだわり、 ベテランの職人が昔ながらの手作業による製法で、一本一本丁寧に傘を仕上げています。


イタリアらしい色鮮やかなファブリック使いもマリアフランチェスコの魅力です。ネクタイ生地を生産するファクトリーにて織り上げたポリエステル生地は撥水性、弾力性に優れているので皺になり難くくなっています。プリントではなくジャガード織りによる柄は高級感をかもし出します。

生地の裁断、ミシンによる縫製、骨組みなど、 熟練の職人によって昔ながらの製法でひとつひとつ丁寧に作られています。

傘の命でもある中棒・ハンドルは1本の天然木を削りだして作った拘りの逸品です。ハンドル部分は熱処理でじっくりとカーブさせており、天然木ならではな温もりと手にシックリとくる形状に仕上げています。

70にもおよぶ工程を経て生産されるマリアフランチェスコの傘はハンドメイドならではな趣のある仕上がり。

ハンドルのプレートなどの金属パーツも丁寧な仕上がりです。


5代目当主フランチェスコ氏曰く、ヨーロッパでは、傘を親から子へと受け継ぎ、大切に使っていくという習慣があります。 そんな風にずっと大切にしていきたいと思わせてくれるような傘をつくり続けています。


愛着の沸く傘を持つと梅雨も楽しく過ごせるかも知れません。