今の時期に一番使いやすい羽織りものはシャツブルゾン、いわゆるシャツジャケットです。
Tシャツやニットの上からさらりと羽織るだけで、リラックス感がありながらも大人らしいきちんと感を演出してくれる。
ジャケットほど堅苦しくなく、ブルゾンほど重くない。
まさに“ちょうどいい”一枚です。

朝晩は少し肌寒いけれど、日中はそこまで厚着したくない。
そんな季節の狭間に、これほど便利なアイテムはありません。
正直、こういうアイテムを持っているかどうかで、日々のコーディネイトの楽さがかなり変わります。

コスパの良さも大きな魅力

シャツブルゾンの魅力は、価格面でも非常に優秀なところです。
見た目はしっかり羽織りものとして成立しているのに、価格帯は限りなくシャツに近い。
一般的なジャケットやブルゾンと比較すると、かなり手に取りやすい価格で、しかも着回し力は非常に高い。
つまり、費用対効果がかなり良いアイテムです。
もちろん「安いから良い」という話ではありません。
軽く羽織れる、長い期間使える、きちんと見える。この3つが揃っていて、価格も抑えられている。
これはもう、かなり優秀です。
下手にアウターを一枚増やすより、こういうシャツジャケットを一枚加えた方が、実際の出番は多いかもしれません。

ちなみにシャツブルゾンとシャツの境界線。
あくまで一例であり、必ずしもそうとは言い切れませんが、使用されているボタンのサイズ。
これがシャツ用の小さなボタンではなく、2倍から3倍ほどの大きさのボタンが使用されている点。
不思議とこのディテールの違いだけ手ブルゾンっぽく見えてしまうんですよねー。


季節を問わず着用できる万能さ

シャツブルゾンは、季節を問わず活躍します。
春や秋はTシャツやカットソーの上から羽織りものとして。
夏は冷房の効いた屋内や移動時の軽い羽織りとして。
冬はニットやアウターの中に合わせるインナーとしても使えます。
ここまで長い期間使えるアイテムは、意外と多くありません。
特に大人の男性にとって、気温差への対応はかなり大事です。
暑すぎるアウターは邪魔になるし、薄すぎるシャツ一枚では心許ない。
その中間をきれいに埋めてくれるのがシャツジャケットです。
しかも、襟付きなのでラフになりすぎない。これが地味に効きます。

生地も様々ですが、コットン地はもちろん、ウールポリエステル地もサラッとした質感が魅力で、深い艶感と相まって高級感がぐっと増します。

Tシャツ一枚だと少し物足りない日でも、上から一枚羽織るだけで一気に完成度が上がります。


おすすめコーディネイト

おすすめは、インナーにTシャツや薄手のニットを合わせ、パンツはデニム、ウールパンツ、イージーパンツなどで軽くまとめるスタイルです。
添付画像のように、ネイビーのシャツブルゾンにデニムを合わせれば、シンプルながらも品のある大人カジュアルに。
ブラウン系のシャツジャケットなら、白やボルドー系のニットと合わせることで、秋冬らしい落ち着いた雰囲気を演出できます。
ブラックはモノトーンでまとめると都会的に、ベージュやホワイト系は軽さを出したい時におすすめです。

ポイントは、頑張りすぎないこと。シャツブルゾンは、さらっと羽織ってこそ魅力が出ます。気取っていないのに、ちゃんと見える。これが大人にはちょうどいいんです。


今期おすすめアイテム

GUY ROVER
GR401L テクノウール カバーオール シャツジャケット

ウール見えする上品な表情が魅力です。カバーオール型ながらカジュアルになりすぎず、ジャケット感覚で羽織れる一枚。デニムにもスラックスにも合わせやすく、きれいめにまとめたい方におすすめです。


GUY ROVER
ピーチスキンコットン ファティーグ シャツジャケット

しっとりとした起毛感のある素材が魅力です。ミリタリー由来のファティーグデザインながら、素材感が上品なので大人でも取り入れやすい仕上がり。Tシャツの上から羽織るだけで、程よくこなれた雰囲気になります。

BE ABLE
BLAKE ストレッチウール シャツジャケット / MARRONE ダークブラウン

落ち着いた色味とストレッチ性がポイントです。ウールの上品さがありながら、着心地は非常に軽快。ブラウン系のアイテムは秋冬のコーディネイトに自然と馴染み、黒やネイビーとは違う柔らかさを出してくれます。


THE SOLE
コットンシルクカシミア フランネル オープンカラーシャツ

シャツとしても羽織りとしても使える上質な一枚です。コットンにシルクとカシミアを混紡した贅沢な素材感で、肌触りも雰囲気も抜群。リラックス感はありながら、どこか色気のある大人のシャツスタイルを楽しめます。