
21年秋冬は”更に”ブーツが流行る年
WHに限らず各ブランドがこぞってブーツをリリースします。中でもドレスカジュアルなブーツや、逆に無骨なイメージが強いコンバットブーツやワークブーツなど。コーディネイトの中に必ず取り入れることをおすすめいたします。
既にInstagramやYoutubeなどのSNSで紹介されているので、敏感な方は把握されているかと思います。今回は公開されている情報プラス細部を捉えた画像などを使用しておすすめモデルをBEKKU HOMMEなりに徹底検証させていただきます。
※この特集を公開した瞬間からサイズ感と裾のどの程度細筒なのかに関して多数お問い合わせいただいておりますので、裾幅14センチのデニムパンツにサンプルUS8 26cm(左に履いている靴はWH-07000 US6.5 24.5センチです)を合わせた際の画像も公開させていただきますので一緒に御覧ください。
絶対に外せないWH-6900シリーズ サイドゴアブーツ
干場義雅氏のInstagramやYoutubeにて度々登場しているモデルがこちらです。

WH初となるレザーソールを採用したシューズです。レザーのブラック WH-6900、スウェードのブラック、ダークブラウン、ライトブラウン WH-6900Sの計4フェイスです。先に断言いたします。スエードのブラックは絶対に手に入れてください。先に少し触れましたが、21年秋冬のオーダーアイテムの中に、同ブーツを中心にコーディネイトを組み立てたアイテムが多数あります。バッチリトータルでコーディネイト提案できますので是非ともおさえてください。

最大の特徴は”ボロネーゼ式 グッドイヤーウェルテッド製法”が採用されている点です。画像の通り反りがいいのが同製法の特徴です。干場スペシャルやZソールとは異なり、ボロネーゼ式グッドイヤーウェルテッド製法の靴は履いたその日からしっかり反ります。

レザーソールとは言えハーフラバーソール仕様になっています。レザーソールの上から貼られているので、ソールが減った際、修理が簡単かつ安価に行なえます。もちろん滑り止めの役割も果たします。ちなみにBEKKU HOMMEで修理する際は左右合わせて3,300円で修理可能です。かかとのヒールも同じく3,300円で直せます。
もう一点。ソール全体がすり減ってヘタった場合、オールソール交換も可能です。17,600円(かかと込)+ハーフラバー3,300円で修理可能です。

スリムパンツを履いた際、裾が干渉しないように細筒になっていますが、サイドゴアモデルですので履く際は履き口がしっかり広がり脱ぎ履きしやすく快適です。
個人的にはスリムパンツだけではなく、ワイドパンツをクロップド丈で履いた際も抜群に相性がいい形だなと思っています。

スエードモデルにはイタリアのオペラ社製 スーパーバックスエードが採用されています。毛足が若干長く、しなやかで、耐水性にも優れている点が特徴です。更にこのモデルに使用されているスエードには撥水加工が施されているので、天候に左右されること無く履いていただけます。

表革 レザーモデルにはソフトタッチな仕上がりの最高品質のアノネイ社のフンシャルカーフが使用されています。 タンナーで最終色と仕上げが施された自然なシボ感が特徴です。WH定番のボカルーカーフは、ハリ感がある硬い点が魅力ですが、フンシャルカーフは相反するレザーです。とにかく柔らかく、モッチリと足に吸い付きます。WHは「スニーカーのような履き心地」と比喩されますが、フンシャルレザー仕様のWHは「スニーカーと同じ履き心地」です。
ブラックスエードを購入してもなお物欲が押さえられない方は、ダークブラウンスエードを次におすすめいたします。それでもなお止まらない方はブラックレザーを。ライトブラウンはコーディネイトが難しいので当店ではあまりおすすめいたしません。木型はWH初となるElvisラストが採用されています。
サイズ感のレビュー
どのラストでもUS7.5 25.5センチがジャストサイズです。比較的幅広で内反母趾気味の足の形状になります。こちらのサイドゴアは表革、スエード共に非常に柔らかく、履いていてストレスが全くありませんでした。
人によっては幅が狭く感じるかもしれませんが、CRUISEラストの幅狭と感じました。幅に関しては革が柔らかいのですぐに馴染みます。万が一、購入したサイズが大きくても細筒ですので脱げてしまう心配はありません。わたくしは通常通りUS7.5がジャストでした。
なお、商品ページにはスタッフ川崎(WHはUS6.5 24.5センチ)のサイズ感のレビューもございますので合わせてご覧ください。
サイズ感などご不明な点がございましたら何なりとお申し付けくださいませ。